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2017年5月16日

2017/05/16

春の海(その3) 

 鳥友の新緑を絡めた鳥たちの画像を見せつけられ、この週末はお山に!と思っていたところ、また調査船にエントリーできるとの連絡!こればかりは自分の都合でどうにかなるようなチャンスではないので是非お願いしますということで、また相模湾の調査船に乗船させていただくことになった。
 風は北東6mとのことでそれなりの波があるようだ…。前回よりも揺れる船上からの撮影は難しくなりそうな状況ではあったが、船は出航できることになった。出航するとまもなくクロトウゾクカモメが二羽上空を通過してくれます。
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そしてすぐさま、シロハラトウゾクカモメが現れますが、気づくのが遅くカメラに収めたのは後姿だけ…。その後あちらこちらのポイントを回りますが、肝心のカンムリウミスズメの姿を見ることができない状況が続きます。そんな中、調査メンバーの方が、鳥山を発見し近づいてみるとそこには夥しいオオミズナギドリの群れが居ます。
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こんな状況は初めての経験で、どういうふうに写真を撮ったら良いのか分からずおたおたしていると、程なく鳥山は霧散し、しばらくの間相手をしてくれるのはオオミズナギドリだけという状況が続きます。
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オオミズナギドリ小さな群れが周囲に点在している状況が続く中、船に追われて飛び立つシーンを何度か観察させてくれました。
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今日はカンムリウミスズメを見ることができないのか?との疑念が大きくなり始めますが、ここは流石と言わざるを得ないところで、しばらく船を走らせ潮目を発見すると、たちまち沢山の鳥たちが登場です。
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アカエリヒレアシシギの群れはいくつも見られ、総数100羽以上は見ることができたのでしょう!普段は田んぼに紛れ込んだ1羽のアカエリヒレアシシギで喜んでいますが、沖合の海上を群れで渡っている本来の姿を見ることができ感激が込み上がってきます!写真の方はどうにもなりませんが…。
そしてしばらくするとクロアシアホウドリ突然現れます!
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前回は、いきなり船近くの海上に降り立ったので優雅に飛ぶその姿を収めることができていませんでしたが、今回ようやくその姿をゲットです!そしてしばらくするとようやくカンムリウミスズメの姿を発見です。まず出会ったのは親鳥2羽、雛2羽の親子でした。写真は餌を待つカンムリウミスズメの雛になります。00000321
船の揺れが大きく撮影が難しい状況でしたが、なんとか雛に餌を運ぶ親鳥の様子も撮影することができました。
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陸地から15kmも離れた海上で延々と子育てが繰り広げられている姿はただただ感動です。相模湾は巣立ち後の育雛場所として重要な場所なのですね…。また、この日は沢山のクロアシアホウドリが現れてくれます。
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そして船の前方に大きな鳥の群れが現れます!なんとクロアシアホウドリの群れで、船での調査を開始してからこれだけの数の群れを見ることができたのは初めてとの事!
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優雅なクロアシアホウドリの飛翔を最後に船は港に戻る事になりますが、その船上からはまた沢山のアカエリヒレアシシギやカンムリウミスズメの成長がその姿を見せてくれます。00000325
そして最後に参加者のお一人が海に浮かぶ海藻の上にシギチを発見です!海藻の上で体を休めていたのはなんとトウネンでした。
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普段であれば干潟や田んぼでしがその姿を見ることができない鳥たちの、生の渡りの姿を見ることができたのはなんともラッキーです!
地道に調査を続けられている皆さんのおかげで、再度貴重な体験をすることができました。また声をかけていただける事を期待して、感謝の気持ちで帰途に…。

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